松風病院の歴史
(これまでのあゆみ)
~時の流れとともに、ニーズに合わせて~
初代院長 山内繁雄が大正13(1924)年6月現在の病院敷地内に山内医院を開設。
昭和31(1956)年8月山内病院に改組し、標榜科を内科・呼吸器科とし病棟を増設、
その後、神経科・精神科を増科し、一般14床、精神科11床、結核24床。さらに小児科・外科を増科。
昭和41(1966)年7月医療法人に改組し、当時の病床は一般30床、精神科201床、結核12床。
昭和49(1974)年1月一般病床を新築、一般57床、精神科233床、結核12床。
昭和57(1982)年9月、2代院長、理事長山内育郎のもと精神科病床を新築。
平成2(1990)年10月、現院長 森野日出緒、理事長 山内紀子の体制で運営を開始。
平成7(1995)年以降、新看護基準の新設を契機に看護基準の類上げを実施。
平成11(1999)年、介護保険が創設されることになり、介護保険サービスに参入。
平成11年11月、老人保健施設ちかい(入所80床等)開設し、在宅介護支援センター(居宅介護支援事業所)、訪問看護ステーションを併設。
平成12(2000)年2月、一般病棟を改修し、療養病床に転換。
平成12月12月、療養45床、精神科216床に病床を減少し、外科の標榜を廃止。
平成15(2003)年12月、精神科作業療法を開始。
① 従来の精神科病院の暗いイメージを払拭し、地域に開かれた明るいイメージの施設。
② 個室化、病室の少人数化を実施し、癒される療養環境を整備。
③ 敷地内に分散化している施設設備を整備、集約化して機能の効率化。
④ 防災上の安全性の向上。
⑤ 設備の省エネルギー化。
前記の5項目を目的として平成16(2004)年12月~平成19(2007)年5月
医療近代化施設整備補助金事業の補助を受けて、新病棟建設・一部病棟改修工事を実施。
平成19年2月に『松風病院』と名称を変更。
小規模通所介護デイサービスのぞみを併設。療養病床45床、精神病床204床。
- 平成19年11月、小児科・呼吸器科廃止。
- 平成21(2009)年6月、精神科デイ・ケア開設。
- 平成21年12月、心神喪失者医療観察法に基づく指定通院医療機関に指定。
- 平成25(2013)年5月、個室確保のため南棟改修工事を行い、南棟の病床を削減。
- 令和3(2021)年3月、こころの診療所いぶきを開設
- 令和3(2021)年10月、介護療養型医療施設を介護医療院まつかぜへ転換。定員22名。許可病床数227床。
- 令和4(2022)年1月、精神病床204床から176床に削減。許可病床数199床。
- 令和4(2022)年2月、精神科デイ・ケア棟を新設(休眠預金等活用法による「新型コロナ対応緊急支援助成」を活用)
第2次世界大戦、戦後の混乱、高度経済成長、現在の少子高齢化社会へと時代の変化に応じて、必要とされる形に変わりながら現在に至る。